列に別名を付ける
列名に別名を付けることができます。
別名を付けることによって、同じ名前の列を解り易く表示することができます。
目次
1. 列名 AS 別名
列名に別名を付ける場合は、「AS」を使います。
(「AS」が使えないデータベースもあります。その際は「半角スペース」を使います。)
構文
SELECT 列名 AS 別名 FROM テーブル名;
または、
SELECT 列名 別名 FROM テーブル名;
まずは、会員テーブルから名前列(name)だけを指定して取り出してみましょう。
SELECT name FROM Kaiin;
name |
---|
高橋 |
田中 |
鈴木 |
佐藤 |
次に、名前列(name)に別名「名前」を付けてみます。
SELECT name AS 名前 FROM Kaiin;
名前 |
---|
高橋 |
田中 |
鈴木 |
佐藤 |
取り出されたデータのname列が「名前」という別名に変わっています。
時に、複数の列が結果的に同じ名前を持つ場合があります。
SELECT
name,
name,
name
FROM
Kaiin;
name | name | name |
---|---|---|
高橋 | 高橋 | 高橋 |
田中 | 田中 | 田中 |
鈴木 | 鈴木 | 鈴木 |
佐藤 | 佐藤 | 佐藤 |
このような時にそれぞれの列に別名を付けると結果の表が見やすくなります。
SELECT
name,
name AS name2,
name AS name3
FROM Kaiin;
name | name2 | name3 |
---|---|---|
高橋 | 高橋 | 高橋 |
田中 | 田中 | 田中 |
鈴木 | 鈴木 | 鈴木 |
佐藤 | 佐藤 | 佐藤 |
列に別名を付けることで同名列に区別をつけることができました。
2. まとめ
列に別名を付けました。
列に別名を付けるには、「ASまたは、半角スペース」を使います。
次は、「列の値に対する演算」についてです。