値(あたい)
プログラムで取り扱う半角数字や、文字などのこと「値(あたい)」といいます。
値は、半角数字なら「数値」、文字なら「文字列値(文字列)」など呼びます。
下で、値について見ていきましょう。
目次
1. 値
1-1. 数値
123
0
-123
0.1
0
-123
0.1
といったこれまで言っていた「半角数字」のことです。
計算に使用する「数値」はクオートで囲んではいけません。
クオートで囲むと「数値」ではなく「文字列値」になってしまいます。
"123"
"0"
"-123"
"0.1"
"0"
"-123"
"0.1"
これらは、数値ではなく文字列値!
例えば「+」記号で数値の計算をしたい場合、
//数値の計算
print(1+2)
は、期待通りの「3」と表示されますが、
//文字の連結になってしまう!
print("1"+"2")
は、文字「1」と文字「2」の文字連結として実行されて結果は文字としての「12」となります。
//文字として扱われてしまう!
print("1+2")
は、単に「1+2」という文字として扱われて「1+2」がそのまま表示されます。
1-2. 文字列
"おはよう"
"こんにちは"
"こんばんは"
"123"
"0.1"
"こんにちは"
"こんばんは"
"123"
"0.1"
といったクオートで囲まれた文字のことをいいます。
「123」のような数値であってもクオートで囲まれると文字列値になります。
これからは先は、数値(半角数字)や文字列(文字)といった言葉を使っていきます。
2. これらは数値?それとも文字列?
234
"345"
"\n"
-123
"休日"
"345"
"\n"
-123
"休日"
2-1. 答え
234は、数値です。
"345"は、文字列です。
"\n"は、文字列です。
-123は、数値です。
"休日"は、文字列です。
"345"は、文字列です。
"\n"は、文字列です。
-123は、数値です。
"休日"は、文字列です。
3. まとめ
プログラムで取り扱う半角数字や、文字などのこと「値(あたい)」といいます。
半角数字なら「数値」
文字なら「文字列値(文字列)」
といいます。
「数値」であってもクオート("で囲む)すると「文字列値」として扱われます。
次は、「変数(へんすう)」についてです。